アトリエの理念を見直しました

マインドコラム

今日は私が参加している経営実践研究会での活動のことをお話ししたいと思います。

 

経営実践研究会とはどんな活動をしている会なのかを少しだけ分かりやすく説明させていただきますと、

「本業を通じて社会貢献を実践していきサスティナブルカンパニーを目指す」会です。

*サスティナブル・・・持続可能

 

もっとわかりやすく説明しますと、「やり方よりも、在り方を大切にし、利益ばかりを追求するのではなく、信頼と評判と、共感こそが資本である。何のために仕事をしているのか?自分軸にならず相手軸になって物事を考えているか?相手、自分、社会の三方良しの考え方での経営者になる」

 

「何をしているか? 何をやりたいか?より、何のために」と「志・理念やミッション」をとても重要視しています。

 

とにかく、私はこの経営実践研究会で聞く話が大好きなのです。

周りはスーツの男性陣が多くて、初めは別世界!と感じましたが、大きな力ある声で笑い合い、力強い拍手で相手を称え、絶対人を否定しない。「忙しい」は言わない。(みんな忙しいのは当たり前である)という考えが浸透しているのです。

 

そして、もう一つ好きなところと、この会を信頼できた理由は、「自分の会社を大きくしよう!とビジネスのために人と付き合うことをしない」という事です。

何でつながっているのか?それは「志」なんです。

 

「志?」と思いましたが、実際に話を聞いてみると皆さん、それぞれ会社の利益を伸ばすことはさておき、自分の会社が社会問題や地球環境に対して何が出来るのか?を本気で考えているのです。

 

すごいな、、、そんなに広く考えているんだ・・・!と頭を打たれたような感覚だったのと、自分には本気で向き合える志があるのかな・・・。と考えました。

私はそれまでは自分の欲求を満たすだけの「雑貨屋になりたい」としか考えていませんでした。

 

メンバーさんが言っていた言葉が今でも心に残っているのですが「社会を見てなかったら社会から見放されるよ」これです。

 

そうか、、、私は全く地域社会をみていなかったな・・・と思いました。

それと同時にその時は「いやいや、地域社会をどうにかする前に、自分のアトリエを運営する方が今は大変だし、それどころじゃない・・・自分の生活が・・・」と躊躇したのが本音です。

でも経営実践研究会で毎月学ぶ中で、考え方が変わってきました。

 

「ボランティアもお金がたまってからしよう。とか、お金がある人だけがすればいい」という考え方ではなくて、「今自分が出来ることから並行して行っていく」という考え方。

とか、本当にたくさんのことを学んでいるんです。

とてもいい会だと思って参加するのがいつも楽しみなんです。

 

 

 

ある日の学びの日の私のルーズリーフです。

 

「相手が喜ぶことを伝えていく」という言葉が良いですよね!

 

そんな経営実践研究会で、私の「志」を発表させていただくという機会を作っていただきました。

 

とても緊張!!!

 

周りは皆さん経営者・・・・。

個人事業主さんもいらっしゃいますが、わたしはまだまだまだ未熟だし興味を持って聞いてくれるのか、、皆さんの気づきになるような話が出来るのか、共感を得られるのか、そもそも「伝わる」のかどうか心配していました。

でも、この会はほかの会とは違う。

 

「人を否定しないし、みんな仲間だし、社会をよくして行こう!という志でつながっているメンバーで、自分のことのように真剣に意見をくれるよ」なので信じて話せばいい!と、仲間からも声をかけてもらいました。

 

 

この日は52名もの参加者さんがいらっしゃいました!

 

私のグループにはおなじBチームのメンバーさんが固まってくれていて、みんなで新入りの私の志に耳と、心を傾けてくださる時間でした。

 

 

10分ほどの発表後(ついつい話が長くなりファシリテーターを務めてくださった株式会社田口産業の田口さん(赤いネクタイの方)が上手く進行して下さり助かりました!)は、皆さんとディスカッションタイムです。

 

 

 

たくさんの方々がご意見をくださいまして、また「とても良い志だと思いますよ」と共感もしていただきました。ここから広がった輪もあります。

それならこんなことで協力できるかもしれません。というお声も頂きました。

 

「なぜそんな風に話が出来るんですか^^?」という感想も頂いて、その時は「一人一人に伝わるようにを考えて話しています」とお答えしたのですが、以前にも同じようなことを言われたことが。「沙智子さんは表情が豊かだから撮影していて楽しい!」とカメラマンさんに言われたことがあるんです。落ち着いて考えた時に、私は小さいときから人の顔色を伺うところがあります。

 

でも私は相手に対して「私は怒ってないです!受け入れます!」という安心感を伝えたくて表情にも出して伝えているのだと思います。

 

それでは発表した内容はこちらです。

見て共感できる部分があれば、また一緒に話しましょ!

アトリエに来てくださったときに話しましょ!

 

 

 

【志と理念】

 

アトリエは「人を大切にします」

アトリエは「一人一人を大切にします」

アトリエは「お客様のこころに寄り添い傾聴します」

アトリエは「お客様の目を見て、言葉の奥にある感情に寄り添います。何を求めているのかを汲み取る努力をします」

アトリエは「お客様の自己肯定感を高めます。自信と創作意欲と向上心が湧いてくる時間を提供します」

アトリエは「心も塗り替わる感動ペイント体験」を提供します。

アトリエは「日常をしばし忘れられるような心がほぐれる素敵なインテリア空間を創造します」

 

【カテゴリー】

 

文化・地域

 

【ミッション】

 

★「そんなの無理に決まっている」「ムリ!難しい」と「今、自分の置かれた環境や自分」に簡単に諦めず、「できない自分」のことを必要以上に責めすぎないこどもや大人を日本中に育みたい。

 

★「一人では成し遂げられないことでも、何のためにやっているのか?」を人のことを思って語って、行動していると、その過程で必ず良い応援者や仲間が現れる」ということも伝えていきたい。

 

★「自分なんて○○だから」を自分で自分の価値を下げない大人(今は女性を対象にしています)の輪を増やす。

 

★「自分の好きなことや、得意なことで人を幸せな気分で満たしてあげたい女性」を応援し、世の中(最小単位の家庭)でイキイキする女性を増やす。

すると、その姿を見たこどもは、「自分もやりたいことをやってみよう」「夢を見よう」「夢は叶えるためにあるもの」だと何となくでも記憶に刻まれてほしい。

 

家庭の中で女性が生き生きとやりたいことをしていると、人にやさしくなれます。

好きなことをしている人を羨んでやっかまなくなります。

こどもにも「そんなのムリだから止めておきなさい」と言わなくなり「やってみたら?」と言えるようになります。

 

【取り組みたい社会課題】

 

「そんなのムリ」が聞こえない社会(まずは家庭から)を作ります。

 

【社会課題の原因】

 

「夢は見るだけのもの」と思っている。のではないか?

「夢は叶わないもの」「夢は特定の特別な人だけが叶えられるもの」と思い込んでいるのではないか?

「そもそも自分がやりたいことって何?」が見えないのではないか?

「学校を卒業したら会社に入る」のが普通で、普通のことをするのが当たり前と思っているのではないか?

子どもの前で何気に「無理無理!」ということが口癖になってしまい、「ムリ」が刷り込んでしまっているのではいか?

 

可能性の芽を摘み取ってしまっているのではないか?

 

 

【アクション(ストーリー)】

 

・「創り出す」という想像力が膨らみ、地域のよりどころのような「場所づくり」を進めていく。

・大人もこども「自分の夢」を思う存分語れる(否定しない。共感を生む)居場所(カルチャーカフェのようなアトリエ)を作る。

 

・各分野でやりたいことを追いかけている人をお招きして「親子参加」型のセミナーも開講したい。

そこでは成功談よりも、失敗したことつまづいたこと、そんな時にどう感じて、どう行動したのか?を話聞かせてほしいのです。子どもチームと大人チームに分かれて、それぞれが思った感想を発表しあい、お互いがどんなふうに考えを持っているのかを分かち合う。

 

・YouTuberにも協力してもらいたい。

子どもが憧れているのは今やYouTuberです。そんな方にお願いをして「好きな仕事で人を喜ばせることが出来るようになった」話を聞かせてあげたい。

(親以外の身近に感じられるかっこいい大人の存在が子どもの成長期には大切な存在であると考えます)

 

同じ志を持つ経実会の仲間と一緒に実現していく活動をする。

 

 

【学び・知識・技術】

 

・人の胸を震わせられるような体温が1度上がる伝え方を学んでいく。

 

 

【実践・ストーリー】

 

・まずは私が自分のミッションを語って、人の心が震えるような共感を生み、「子どもから大人が夢を語れる居場所づくりがしたい」に向かって歩んでいる姿(経実会での活動も)を見せていきます。

伝えていきます。

 

・活動している人を見つけて会いに行く。

 

【伝播・仲間同志創り 2019年 】

 

まずは身近にいるパパやママさんを集めて「私の志発表」をしたいと思います!

そして子どもたちにも「志発表」をしたいと思います!

 

 

【これまでの経験】

 

極度の人見知り。ネガティブ日本代表。人が怖い。3人以上の集団では落ち着かない。イライラしてしまう。緊張、多汗症、胃カメラ、自分が傷つくのが怖い。高校生の頃、休み時間は読みたい本も無いのに一人図書室で過ごす。友達が作れない苦しさを克服したくて、自分がやりたいこととは別の福祉の世界に飛び込む。それと、福祉の世界に入れば優しい人に出会えるかもしれない。という期待も込めて。

 

大阪市西成区社会福祉法人白寿会に就職し 利用者さんと1対1で向き合う訪問介護部門への配属を切望しましたが、介護経験も無い新人を配属させられないということで認知症フロアに配属となるも、フロアリーダーを任せられ、2年目の夏に念願かなって訪問介護部門へ移動となる。

 

・高齢者訪問介護サービス提供責任者(3年)ここでは「人が大好き!お年寄りのお世話が大好き!」な人情味あふれるおばちゃんたち40名にもまれながら成長させてもらい、今の自分の土台を築き上げさせてもらえた。妊娠を機に退職。

 

・出産後、同じ法人内で志願して障害者自立支援専門員(4年)のパートで復帰。うつ病や精神疾患、引きこもりの10代~60代までのたくさんの方々と1対1で向き合わせていただく中で、いつの間にか自分の過去の苦しさが癒されていく感覚を持つ。頼ってもらえて、あなたが来てくれる日が楽しみ、あなただから安心する、どんな高級レストランの食事よりも大浦ちゃんの作ってくれたカレーには1万円払ってでも食べたい。など、利用者さんからの信頼をたくさんいただき自分を肯定できるようになる。

 

・仕事にやりがいを感じていたものの、子供が好きで3人出産。家庭の経済状況も共働きをしなければならず子どもとの時間を増やしたいが、保育園へ迎えに行って、急いで夕飯、お風呂、寝かしつけるだけの日々に疑問を感じ、子どものそばで出来る仕事は無いものか?と考え始め、「自分が好きで得意だった木工雑貨制作販売」をしてみようと活動し始める。

 

そんな中、自分はモノづくりが改めて好きなことに気が付く。すると、だんだん雑貨づくりを応援してくれる人がそばに集まるようになり、モノづくりを仕事にしたいのだったら勉強しに週一回でもいいから来なさいと声をかけてくれたのが塗料業界に革命を起こした大阪西成区の塗料販売店「タカラ塗料」です。

 

 

と同時に習い事として通っていた日本に木工文化を構築する大阪住之江の木工教室ウッドロードから

「動画のアシスタントをしてほしい」と頼まれて4年間オンラインコンテンツと今やチャンネル登録者数1万人を超えるYouTubeに出演。これも自分のやりたいこととつながる良い出会いでした。

 

 

経営実践研究会に参加するまでは、自分のお店が繁盛することに頭を使うことが多かったのですが、

「何のためにアトリエをしているのか?」を考えるようになりました。

 

大阪住之江写真撮影用スタイリングボードづくり

 

わたしは「ペイント」と「雑貨で飾った癒しの空間」を提供して人を応援していくことが好きなんだと気づきました。

それとともに、「人を大切に、自分がやりたいと思う仕事」をしていたら、自然と応援者が周りに集まってきてくれるという事に気が付き、人が怖くて、人間関係にずっと苦しんできた私でさえ、こんなにも変わることが出来て、自分が好きなことを仕事にすることが出来、さらに素晴らしい仲間が周りに集まってきてくれるようになることを、「ムリ」となんでも簡単にあきらめてしまうこどもたちや大人に「やっていけば出来る」ということを伝えてていきます。

 

世の中が人を大切にし、隣の人の夢を応援できる優しい人であふれていく活動をして行きます。

 

と、ここまでなのですが、この発表の時、ディスカッションで皆さんからいただいた暖かいギフトで自分をブラッシュアップしていきます。

 

さっそく紙にアトリエの理念を書いたので、明日アトリエ内に張り出してみようと思います。

 

自分にできることからコツコツと!

 

 

長いブログ、最後までありがとうございました^^*

 

 

 

*ちなみに、このお話を読んで、この勉強会ってどんな勉強会なの?と、もっと知りたくなった方はメッセージください。

紹介しますし、一緒に話を聞きに行きましょう^^*

 

 

良いお話をたくさん聞かせてくださるのは藤岡理事長です^^!

 

 

 

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