おはようございます!
情熱ペインターの大浦さちこです。
今日も暑いです!毎日暑いです!
地球、大丈夫なのでしょうか?!
皆様は、夏バテされていませんか?
昨日は、関西空港を越えてしばらく車で走ったところにある
森内塗装株式会社さんにてリアル錆エイジング塗装講座を開催してきました。
写真は、3時間錆に向き合った職人さんたちとの記念撮影です!
森内塗装株式会社さんとは、経営実践研究会がきっかけで繋がり、社長の森内さん(写真右から2番目)から「ペイントってもっと楽しいものということを子どもたちや地域の皆さんと一緒に体験していけたらいいなと思ってます!」というお話や、エイジング塗装チームを作って「塗装って面白い表現も出来る!」ということを伝えていきたいんです。と聞かせて頂きました。
暑い中アトリエにも来てくださり、「ぜひ大浦さんのペイントをうちの職人たちにも教えてほしい」とオファーをしてくださったのです。
それならば!!!ということで、私も快諾。
塗装職人さんに、錆エイジングやエイジング塗装を伝えるって、そもそも「汚す塗装」が受け入れられるのか?
錆や汚れを落とし、美しく塗り仕上げるプロの塗装職人さんなのに、また錆びさせていくって・・・^^;
という気持ちも若干ありましたが、森内さんがエイジングにとても興味を持っておられたし、「エイジングチーム」を作る!と社内が盛り上がっているということで大丈夫だろう!
それからは準備も楽しんで進めさせていただきました。
アトリエに来ていただいた時に見てもらった、人気のジャグポットを錆さびに塗りましょうか、という話になっていたのですが、
いや、待てよ・・・。
塗装会社さんで、現場で施工をしていくことになるのだから、もっと踏み込んだ内容にしようと考え「錆写真集」の中から選んだ錆を観察してもらい、どんな質感で、どんな色で構成されていて、道具は何を使えば再現できるのか?を考えてもらい、手を動かして塗るという内容に変更しました。
前半、板に練習タイム!
職人の皆さま、己の目指す錆に向き合って一心に塗装してくださってました!
レッスン前の心配なんて吹っ飛びましたね。
手前の女性は職人さんではありませんが、女性ならではの色の配色で「美容室の看板?!」というようなおしゃれな練習板が完成していましたし、
その隣の「着信音が長渕剛のトンボ」の職人さんは、めちゃめちゃハード系な錆を創り出すのがとてもうまかった!
さすが、いつも、現場で錆びてはがれて穴が開きそうな鉄板などを目にされている分、再現されるのもすごかったです。
そのお隣のおしゃれな職人さんは、意外と繊細な細かい錆を創り出すのが得意な方でしたし、
一番右に写っている、がっちり大きな職人さんは、笑顔が優しい面白い方で、最終の錆缶作りは、錆び始めた錆!をとてもうまく再現されていました!
その写真がこちらです。
どんなふうに錆び始めたのか?
どこから錆び始めたのか?
を考えて現場で見ている「錆びたユンボ」を思い出しつつ塗ってくださっていました^^
そうなんです、ジャグではなく、塗装屋さんらしく、塗料を入れるための缶(さげ缶)に錆エイジングペイントを自由に制作してもらうプログラムに変更したのです^^
これなら、現場にもっていってお客様にも説明できるでしょうし、刷毛や道具を入れて事務所に飾っていても話のネタにもなると思って。
それでは、個性豊かな職人さんの錆缶をご覧ください~!
写真撮影も、蛍光灯を消して撮影すると、良い感じになる!ということも皆さんには新しい発見だったそうで、驚かれていました^^
あっという間の3時間~、みなさんと一緒に錆に夢中になることができて嬉しかったですし、楽しかったです!
職人さん、かっこいいですね~!
いや~、ほんと、良い機会を頂きました。
森内塗装株式会社の森内さん、本当にありがとうございました。
何度も何度も繰り返して塗ることによって、さらに磨きがかかると思います!
面白い塗装で、町が元気に楽しくなりますように!
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