広島写真撮影用スタイリングボードづくり出張レポート
7つの「so」を大切にするアトリエ
atelier and,so がお届けするブログへようこそお越しくださいました。
11月13日に広島へ写真撮影用のスタイリングボードづくりのペイントワークショップへ行ってきました。
まるで外国の花屋さんのような空間だったmadame tētēさん!
オリエンタルなブルーで天井も壁も統一されていて、アンティークなテーブルにタンス、花器に囲まれていて、シャンデリアがとても素敵な店内でした。
店内の写真をそんなに撮れていないのが残念で・・・。すみません、もっとお届けしたかった!!
お花屋さんの中でワークショップが出来るなんてとても幸せで、行く前からとても楽しみにしていました。
参加してくださった方の中にも、「YouTubeも見ています!インスタもずっと見ています」と熱烈に歓迎してくださる方もいてくださり、嬉しさひとしおです。
私がお伝えする写真撮影用の背景ボードのペイントは「色を何色も重ねる」ことが基本なのですが、これはどこでも同じだと思います。
一番大切にしていることは「色を人との出会いに塗り重ねていく」という意味を込めるという事です。
何色も塗り重ねて、風合いや奥行き感、立体感を作り出しますが、そもそも何のために自分で撮影用の背景ボードを手作りするの??
「ものづくりが好きだから」というのはもちろんですが、「生きてきた背景を描き出す作業」のように思っています。
だから同じ色を使っていても、皆さん同じような撮影用の背景ボードはどれひとつありません。
皆さんの個性が色になって表れてくるので、作品と背景丸ごとお客様だったり家族や友人にお伝え出来ますよね。
生きた写真になってくるのだと思います。
一色では深みが出ない、単調で面白みのない風景ですが、何色も重ねることによってベースの色が生かされてきたり、混じりあった色があると新しい発見が見えたり、味わい深くなってきます。
人生も同じことがいえると思いませんか?
一人では生きていけないです。
独立をしてもっとよくわかりました。
アトリエで一人作業日が続くと、とても孤独になってきます。
会社で一緒に働く仲間がいたころは、何でもないことを話したり、悩みだったり恋バナだったりいろんなことを話していたことで自分が役に立てていたり、支えられたり、誰かと一緒に働くって良いことだとすごく思いました。
人のおかげで自分の個性が磨かれていくこともわかりました。
だから、私は「色を塗り重ねることは、人との出会いを重ねていくことだな」と思います。
そんなお話をはじめにさせていただいて、いざ楽しくペイントスタート!!!
始まると皆さん夢中になってこの通り^^
こっち向いて下さーーい!って言おうか迷いましたが、静かーーーに見守りシャッターをパシャ^^
すてきすてき!!!
ベージュとホワイトの背景に一輪挿しを飾って試し撮り。
こちらは、染と器を扱うお店をされている女性。
インスタグラムはまだ始めていないけれど、写真を撮る背景が出来たので、写真を撮ってインスタグラムも始めていきたいです!と感想を言ってくださいました。
写真を撮るのも絵をかくのも好き!というオーナーのお姉さんも参加してくださいました^^
ベージュの背景がとっても素敵だったんです!
この背景での写真、私は撮影しそびれてしまい、、残念、、、。
こちらはクジャクブルーの背景を作成されたアクセサリー作家さん。
サンキャッチャーやアクセサリーを美しく撮影したい、と参加してくださいました。
ランチはお天気がいいので、外に出てお弁当!
むさしのおむすび弁当を皆さんでいただきました!
おむすびがおいしいんです^^
広島人はみんなむさしのおむすびで育ってますよと^^
(あと、新幹線の中から御座候の工場も見れたのが私の中ではヒット!)
外の風にあたりながらのお昼休みはとっても気持ちよかったです!!
午後からは裏面も作成をし、皆さんで撮影会とおやつのお茶時間をご一緒させていただきました。
スモーキーグリーンの背景もとっても素敵です!
参加者さんは、お花屋さんだったり、スタイリストさん、器屋さん、アクセサリー作家さんが、ご参加くださり、皆さん写真の背景に困っていらっしゃる方でした。
これからどんどん活用をして、何度も写真撮影をして写真が苦手という思い込みから解放されてほしいと思います!
何度も撮ると必ず写真もうまくなってきますし、褒められるようにもなってくるので、ますます撮影が楽しくなってきますよ!
皆さん本当にいい方々で、充実した時間を過ごすことが出来ました^^
さらに、ワークショップ後は、原爆資料館へ立ち寄って帰ろうと思ていたところ、オーナーのお姉さんが案内してくださることになり夕方二人で行ってきました。
(オーナーさんはこの時は別のお仕事でいったんお店を離れなければならないとのこと)
資料館内は夕方でしたがとても混んでいて、皆静かに展示を見入っています。
大きく引き伸ばされた写真、市民の方々が描いた絵、普通に暮らしていた人、ひとりひとりにフォーカスを当てた展示になっています。
子どもの頃に来たときは、熱風で石の塀に焼け写った人の影を見て「こわいな」と思っただけでしたが、大人になって子供を産んだ今見ると、どれだけ地獄のようなむごいことが起きたのかが分かってとてもつらかったです。
全てのフロアを巡るのに相当時間がかかったと思います、、、。
力がいりました。戦争は絶対にあかん。何が何でもあかん。
来週次男が修学旅行で広島原爆ドームに行くので一緒に話が出来ればいいなと思います。
そのあとは、お仕事から戻ってこられたオーナーさんと広島のお好み焼き屋さんでさし飲みに。
お花を買い求める人って、癒しを求めている人だから、居心地のいいお店にしたいし、居場所になりたいし、記念日でもなんでもない日にこそ、一輪の花を買って帰られる花屋でありたい。と話してくださったマダムテテのオーナーさんに共鳴!
わたしも地域の居場所になっていきたいんです。
鉄板カウンターでいただいたお好み焼き、おいしかったです!
充実した広島出張でした!
お世話になった皆さん、本当にありがとうございました!
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