ひとりひとりをたいせつに。
アトリエで心ゆったり感動ペイント体験を提供しているデザインペインターの大浦さちこです。
5月15日(水)は特別講演へ行ってきました。
これからの日本に本当に必要とされる「いい会社」に投資をする鎌倉投信の創立メンバーで、現在は
共感資本社会の実現を目指す株式会社eumo(ユーモ)の代表取締役 新井和宏さんのお話です。
写真は講座のあとの懇親会での様子です。
皆さんめちゃくちゃイキイキされています!
それは、新井さんのお話が、皆さんが持つ「志」とぴったり合致したからだと思います。
新井さんは、「次、どんな言葉を発するのですか?!」と、受講者の意識を向けさせるのがとてもお上手です。
ユーモアがあって「大阪が大好きです!」と、何度もおっしゃってくださり、話も脱線しすぎ!!
「すいません!パワーポイントの3分の1しか進んでいません!」と言いつつ、その場の会場の皆さんの雰囲気を瞬時に掴み、「今伝えたい!」というお話をしてくださっていました。
新井さんは、若い時からお金がなく、お金に苦労してきた人生だったそうです。
「お金さえあれば、幸せになれる」
そう信じて、金融の世界へ。
世界最大の資産運用会社ブラックロックでシニアマネージャーを任されいわば頂点まで昇りつめたのです。
その時、周りを見渡したら、「お金はあるのに、幸せそうじゃない。殺伐としている。」
「お金では幸せになれない」
「求めていた幸せはここにはなかった・・・」と、そう思ったそうです。
そして、新井さんは病気を患い入院。
人生のどん底に落ちた時、転機が訪れます。
新井さんが出会った1冊の本。
それが、「日本でいちばん大切にしたい会社」だったそうです。
この本は知っていましたが読んだことが無く、それは読みたい!!と思い、講座の最中にアマゾンで注文しました!
新井さんの著書「持続可能な資本主義」と「幸せな人はお金と働くを知っている」も同時に購入。
新井さんのお話の中で印象的だったのは
「あなたにとって、成長とは何ですか?」
「あなたにとって、成功とは何ですか?」
*限界のない目標を決めること
ここを決めてください。と力強くおっしゃっていました。
「考える」という時間、取れていますか?
本当に毎日が早く過ぎてしまい、仕事をし、ブログを書いて、インスタグラムを更新して、、家事をして、、と、考える時間が確保できていません。
「志」の軸がしっかりと社会に向いている人たちは「意味のある言葉」を使っている印象です。
「言葉の意味」もしっかりと考えて使っておられます。
だから大和言葉の話もよく聞くようになりました。
「人間」という言葉は、人との間。と書きますよね、人と、人の間には何がありますか?
新井さんは懇親会で私たちにそう問われました。
皆さんも考えてみてください。
正解はありません。
自分で考えることに意味があると思います。
そして、もう一つ懇親会で出たお話。
「皆さんは、大切にしたいものなんですか?」
新井さんは、ゆっくりと、落ち着いたトーンで、話しながらこちらに考える余白を与えながら問いかけてくれました。
続けて
「大切にしたいものを大切にしていますか?」
こうです。
「お金が幸せにしてくれるのではない、利益よりも共感・信頼・地域・社会に必要とされる目に見えない温かいものがどれだけ大切か」
日本でいちばん大切にしたい会社の1巻を昨日読んだのですが、北海道のお菓子屋さん「柳月」さんの章を読んで、めちゃくちゃ感動しました。
こんな会社になりたい!と思いました。
私もお客様に感動を与えられるような場所になりたいです。
新井さんと記念撮影していただきました。
新井さん、経営実践研究会の皆さん、本当にありがとうございました。
*今のNHKの朝ドラ「なつぞら」で、北海道の帯広にあるお菓子屋さんという設定で「雪月」というお店が登場するのですが何か関係があるのかな~?と思いました。
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