【写真撮影用の古材板】新色のご紹介~ナチュラルからビンテージ感まで豊富に揃いました

撮影用の古材板 フォトボードの種類

一瞬で惹きつける写真撮影用の背景ボードの制作販売をしております
アトリエand,soの代表大浦です。

 

大切な写真撮影用として、背景をお探しの中、and,soへと辿り着いてくださり誠にありがとうございます。

 

今日は、撮影用の古材板に新色を加え、再販を始めたご案内をさせていただきます。

撮影用の古材板

本当の古材の何とも言えない風合いを再現するために、材料を揃えることに一番神経を研ぎ澄ませます。

もう10年以上前になりますが、元々は木を使った雑貨・額縁・子供の学習机などの商品の制作販売をしていました。

技術向上のために、大阪で一番とされていた木工教室へ通い、家具製作の知識、木の知識、などを学ばせていただき、熱心さが講師の方へと伝わり、スタッフとして週に1度迎えていただいた時期もありました。
(木工技術動画のアシスタント役だったので、YouTubeに未だに若かりし頃のフレッシュでお笑いな姿が残っております^^)

北欧の色合いが特徴的な子どものための無垢の木の学習机の制作販売もしていたこともあり、その頃に様々な無垢の木に触れました。

木工教室の2階フロアには大阪木材大賞を受賞した材木店さんが入店しておりましたので、世界中の珍しい材木をたくさん見させていただく機会にも恵まれ、木の美しさ、魅力にどんどん引き込まれて行ったのです。

ですので、古材ではない新しい木を、古材にする。という事には、初めはとても抵抗がありました。

買ってきたばかりの木材を外に放置し雨ざらしにし、「古材へと」育ててみたこともありましたが、これではかなりの月日が必要、、、、、

古材の魅力。古材の味わい。とても安心する温かですべてを受け入れてくれるような風合い。をいつもそばに置いていたい。

そんな中「足場板」なるものに出会いました。

そして、材木店に行くと、様々な無垢の木が買われないまま経年変化で、素敵なグレーな古材になっているのも見てきました。

(大阪の平林という街は、海が近いため、貯木場がたくさんあり、材木屋さんが数多くある町だったのです。これにも本当に環境に恵まれていました)

しかし、足場板は工事現場の「足場」として安心安全を確保するために厚みが3㎝はあるものばかりで、ずっしりと重たいのです。
これでは、毎回撮影用に持ち運んで並べるには、女性には特に「億劫」になってしまう原因に、、、。

厚みをスライスすればいいのでは?

木の加工場にも2年ほど通わせていただきながら、パネルソー、プレナー、精密横切り盤、昇降盤、プレス機、なども使わせていただいていましたが、木材の木の厚みを変えたい、厚みを半分にスライスをしたい、というのは、そんなに簡単に出来ることではないんだ、、、という事を知り、げんなりしたことを思い出します。。。

3㎝以上の厚みがある足場板を半分にスライスをすれば、良い風合いの本物の古材を薄く軽く、使っていただけるから最高!だと思ったのですが、厚みを半分にするには、

①木をプレナーに通して、細かく削る方法。
これでは、厚みを削るため、粉々に木くずが飛び、半分にして2枚取れる。という事ではないのです。

そして、1枚ずつゆっくりと機械に通していくため、加工時間がかかります。

②バンドソーで厚みを半分にカットする方法。
これが一番理想に近い方法なのですが、木材の厚みはクリアできるのですが、幅が20センチ以下でなければならない制限があることと、高速回転している「刃」に、細心の注意をはらいながら、ゆっくりと木材を押し進めていく必要があります。

私はとてもびびりなので、集中をして加工をしていましたが、ちょっとした気のゆるみだったのか、手首を縫う怪我をしてしまったため、これも時間的にも、板の幅に制限があることも、加工方法にも危険が常に付きまとうため、現実的ではない、、、とまたしても、本物の古材の厚みを加工して、お届けしていくことは、遠のいた、、、と感じていました。

そんな経験を経て、しばらく木工加工を離れ、塗装に注力をしていた頃、「木を塗装をして古材にする方法は?」に辿り着いた。という訳なのです。

ですので、無垢の木がとても好き、本物の古材の醸し出す雰囲気もとても好きで、たくさん見てきましたので、古材らしく塗装をするには?材料は木材なら何でもいいという事ではなく、塗装をして古材にするには、向いている木材の木目がある事にも気づきました。

制作には、その材料を見極めることから始まります。

12束や、8束でバンドでくくられている材料を一括で仕入れて、どんどん塗装加工をしていけば早いのでしょうけれど、バンドを開けて、1つ1つの木材を吟味しなければ、これは古材には使えない、これは節がそろそろ抜けそうだから使えない、など見て見なければ、何とも言えないのですね、、、

木は全てが唯一無二の木目。伸び伸びと育った大きな木目のもの、細かな木目が凝縮されているもの。本当に様々です。

ですので、未だにいつも直接見に行って、1本1本見て揃えています。

揃うとき、今日は揃わないとき、それもタイミングで様々です。

それでも、古材シリーズを待ち望んでくださっているお客様がいてくださることが本当にありがたく、ずっと続けてきた木工。ずっと見続けてきた木。もう少し挑戦し続けてみようと思いました。

私の祖父は福島県の大工さんだった。丈夫な家を建てることが評判で、信頼を得ていた大工さんだった。。。という事を母から聞いたこともあり、だから私も木が好きで、ずっとそばにあったんだ、、、と感慨深いものがありました。

 

そして再販の決心が付いたのです。

一度古材の販売を終了させたのですが、新たに制作に向かうとき、今までは生み出せなかった新しい風合いも出せるようになっていたので、新カラー「オールドカフェテーブル第3世代」と「ブラックチェリー」は新しい塗料と塗り方をしています。

 

ご紹介動画も出来上がりましたので、こちらに掲載をさせていただきますね。
皆様の写真撮影時間が、もっとより豊かな時間となりますように!
愛と真心と感謝を込めて!

【撮影用古材板】多くて迷う方へ。古材比較しやすい動画です。
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